わさらー家総本山(Twitter→@wasarabit)

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オタク文化について

声優って不思議なのだな。

AKBのおかげで、なんというか、国民的アイドルとかいうなんとなくそんなイメージの概念は復活したのかな?

と思えなくもないけど、AKBには夢がないよね。商業的すぎる。

じゃあそれまで、私達に夢を提供してくれていたのは何者かって、それは声優にほかならないと思うんですよ。

たとえばフィギュアが2次元と3次元の狭間に存在する素晴らしき造形物(二次元より)であるように、

声優も2次元と3次元の狭間(限りなく3次元よりではあるが)に存在できる唯一の人間・存在なのだと

思っているのですよ。(フィギュアと一緒にすんな)

声優はトイレに行かないんですよ。

だって夢のあるステージにしか現れないから。その夢ってのは、アニメという

仮想空間からはじまり、そこからのラジオ、ライブと姿を変えていくわけですけど、

やはり非現実的な世界なわけで。

そこで声優なんで全員枕してんだろってツッコミ入れるのはお門違いでもあります。

アニゲーという空想世界に住んでいる声優にはそんな観念は無いんですから。

(そういう意味ではゆりしーみたいなのは反声優勢力なわけです)

だから、声優は私達にとって都合の良い存在というか。

汚い想像は空想世界という防御壁でカバーできます。例えばほっちゃんが枕していたとして、

・マルチがそんなことするはず無いじゃないか、だってマルチの彼氏は俺なんだから

ミス・モノクロームがそんなことするはずない

・うおおおおおおおことりいいいいいいいい!!!!

まぁなんでもいいんですが、僕たちの知っているキャラに置き換えれば問題解決なわけで。

そのキャラクターたちは現実世界のおじさんと性交なんでするはずが無いんですよ。

したとして、そんなん陵辱だからエロくてむしろ俺歓喜!みたいな、まぁ空想世界に逃げ込めるわけです。

じゃあ二次元のように絶対に相容れない空想世界の住人かといえば、そういうわけでもなく、

ライブに行けば実際に会いにいけるし、ラジオを聞けば私生活もちょっと知れて親近感沸かせることもできる。

つまり、会いに行ける(た)アイドルがAKBなら、会いにいける二次元が声優なんです。

つまり、声優の存在は夢なわけです。

彼女たちの声を聴いていると癒されますよね。だって声優なんですから。

人間の中で、最も魅力的な声を出せるように日々訓練を重ねているプロなわけですから。

プロの歌手の歌を聴いて楽しむように、プロの声優の声を聴いて癒される、これが正しい姿なわけです。

僕はゆかりん黒うさぎの小部屋(田舎なのでWeb)を毎週聴いて楽しみ、ゆかりん早く音ゲーに曲

提供しないかなぁとわくわくしてたら結局提供されず、水樹奈々とかが入ってくる世を味わっていますし、

桃井はるこウラモモーイを、電波がなかなか入らない中めちゃくちゃ古いラジオの「位置」を駆使して

なんとか聴いていたあの頃の思い出もあるわけです。

ラジオと僕は青春、というような一般人にありがちな生き方をしていきてるんです。

そこに声優が絡んでいる・・・なんて素敵な思い出なんでしょうか。

なのでゆかりんのことをはんにゃとか言うヤツは許せないんです。何の気なしに人の夢を汚している。

twitterでは本人にも届いてしまいますからね。これはもう、道徳の勉強をしていただくしかない。

僕だってよく「わさらー死ね」ってリプライをいただくんですが、一体僕が何をしたんでしょうか以前に、

見知らぬ他人に対して死ねは無いだろう、と、そう思うわけです。

いやいや、僕はこんなことを話したかったわけではありません。

ようは、声優は夢のような存在で僕達を癒してくれる素晴らしい職業なんだよ、と

そしてこれからもよろしくお願いします!と、そういうことを言いたかったのでした。

日本に生まれて良かった。日本には声優が住んでいるでしょう?

海外の声優を御覧なさいな。もうね、「声がかわいくない」これに尽きますね。

オバサンみたいな声の人がかわいい女の子の吹き替えやってるんですよっていうか欧米のアニメはそもそも萌えが無いんですよきもいんですよ。

どうせ空想的な絵を描くなら、かわいくて癒やされた方がいいじゃないですか。

まどかマギカのような、真面目な話でもキャラがかわいい方が嬉しいじゃないですか。

萌え豚も釣れてグッズも売れるし、いいことばかりじゃないですか。

ただ弱点としては、一般人が近寄りづらくなることですね。

僕はこんな萌えのある日本が大好きだったんですし、海外でもこういうのはプラスに見られていると勘違いしてたんですが、村上隆の作品に出会ってからはちょっとしたカルチャーショックを覚えましたねぇ。

やはりグローバルに活動していなければわからないこともあるんでしょう。海外から見たこういう文化、日本人って、やっぱりキモチワルイって思うのが大半なのではないでしょうか。

村上隆がアニオタにDisられるのって、ようは図星突かれて辛いからなんじゃないかと思うんですよね。

日本の一般人から見てキモいものが、海外の異文化から見たらもっとキモイにきまっているじゃないかとそういう話なわけです。

でもね、だから何?ってことなんですよ。今まで我々がしてきたように、一般化させてしまえばいいだけなんです。

twitterに二次元アイコンがはびこり、っていうか子どもの多くは大体二次元アイコンなんですけど、

わざわざ「また二次元アイコンか」とか言われなくなっていくわけです。

もうほんとにね、わざわざ「オタク文化」とか言わなくても自然も萌えアニメ・萌え絵が日常に浸透しているような、そんな時代になってきてると思うんです。

一般人のくせに萌えカルチャーに目覚めて、かっこよさ、オシャレでアニメとか萌えを利用しているうざい人たちもそういうのには一役買ってくれているわけですよ。

正直いって、萌えは親愛とエロです。ちょっとエロいから嬉しい、子どものようにかわいいから嬉しい、

それらが入り交じっているこの感情は、全く普遍的で当たり前なものなんですよ。

これを増強させたのがドラマ「電車男」であり、「ニコニコ動画」であり、「京都アニメーション」であり、「ボカロ」であり「深夜アニメ」であり「まとめブログ」であり「twitter」であり、「最近の若い子ども」であるわけです。

これらがよりこの傾向を加速してくれています。あと「コミケ」と「pixiv」かな。

たまにはこういうざっくばらんで一貫性のある主張も、ゴール地点もない文章を書いてみたくもなるんですよ。

ここまで読んでくださってありがとうございました。