ウマ娘シーズン2一気見しちゃったよ〜、 素晴らしすぎる。
作中、ウマ娘 怪我しすぎだけどノンフィクションだからね、全て許されるわけ。
ノンフィクションの方がフィクションっぽい(こんなに怪我ばっかしておかしくない!?みたいな)ってのは世の妙ですね。
物語って結局人が死んだり病気になったりすれば泣けるんだけど、
その設定を果敢に使っていくのには問題があって、読み手が白けてしまうというのがあるんだよね。
ところが、ウマ娘みたいに「ノンフィクション」を題材にすれば、
心の中で「また〜かよ」みたいなシラけに
白けるも何も本当にあったことだぞ・・・・
と、
自らツッコミを入れてくれるようになる。
この理論を使っていけば、、、無限に感動のストーリー作れるぞ!!!やったぁぁぁ!!!(鬼滅の刃の背表紙を見ながら)
と、斜に構えた分析は抜きとして、
やはり最近のコンテンツ・・・・いや、ウマ娘・・・・よくできている・・・・。
落とし込み具合が本当に素晴らしい、
そしてアニメーションやデザイン、ゲームの面白さ、曲・・・・
作り込み、とにかくコンテンツの質が良い。高い。
なんというか、「上に言われてるから仕方ねえ、作るか」 的な感じが微塵も無い。
関わっているスタッフが全員本気なのか、少人数で進めているのか、サイゲがすごいのか私は知りませんが
とにかく妥協の無さが素晴らしいです。
競馬界隈、馬主の存在もあるので、クソコンテンツにできない、というある意味監視的な圧力が働いてるのかもしれないなぁと思いました。
自由自在に勝手に作れない、できるのはとにかくクオリティを高め、競馬業界が得するようにしなければならない、と縛りがつけば、
結論 素晴らしいコンテンツになるのだと思いました。
なので、現場や個人の暴走が起こらず、起こっていたとしても「これまずくない?」とチェックが入るという。
思えば、ウマ娘たちも 完全なバカキャラはいないというか、どんなウマ娘も 良いところ見せてくれるようになっている。
悪役のいない、優しい世界!!!!
何かを貶して笑いや面白さを作ることに反発するこの時代に、最も即したコンテンツであり、コンテンツ作成の仕組みだったと言えるのではないでしょうか!?!?
あと、その制限上、エロ禁止なのも良いですね。
結局エロコンテンツ増産されると、周りからは「そういうコンテンツ」と見做されるのは避けられないので、
「ウマ娘はそういうコンテンツじゃないというブランディング」が、「そういうのと一緒にされたく無い層」を巻き込むのに貢献している。というか、貢献する。
冷静に考えてですよ?
あんなかわいいウマ娘達を、
・裸にしエロいことしてやりたいぜゲヘヘっていう人間の数
と、
・そんなことされているのを見たく無いという人間の数
どっちが多いってそら後者ですよ。多いのは。
オタクはオタク界隈の中で生活しているから前者が多いと錯覚してますけどそれ、完全に間違ってますからね(SKM)。
まず世の中の5割女性なんで。
女の子が虐げられてるエロコンテンツ見たい女性はマイノリティでしょう。(※これは主観です)
どうあがいてもそもそも著作権侵害のエロ同人を止めることはできないのですけど、
とりあえず原作がNGを出してるコンテンツなんだ、ってのは強いと思うんですよね。
結果論から無責任にこのように推測書くのは楽で、
実際は いくら競馬業界に監視されていたとしても、
何にしてもクソなコンテンツは生まれ得るので
やはりスタッフが良かったんでしょうね。
結局、コンテンツは人だなぁと思いますです
(今までの文章は何だったのかという結論)。
以上