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マナーの奴隷 日本人

駅に「しゃべり声大きくない?マナーを守りましょう!」みたいなポスターが貼られてました・・・。

ついに、おしゃべりさえもマナー違反になってしまうようになったか、日本の電車・・・。

確かに鉄道会社にとっちゃ、そっちの方が無用なトラブル防げてお得かもしれんけど、いくら日本人が盲目的なルール厳守民族だからってやりすぎでは?

そのうち、

電車内でのゲームは(身体が少し動いて邪魔だから)マナー違反!

とか、

漫画読むな(笑うから)!

とか言い始めるんじゃないかと。

海外では電車内で電話する奴もいるとか。

ていうか、音楽やってる奴もいた。自由すぎだろ!

道かよ!!

こんなに実質、ルールであるマナーががちがちに固まっているのは日本だけなんじゃないか。

日本人、マナーとか言うとすぐそれに従うから、鉄道会社に舐められてんよ。いいのかね。それで。

とはいえ、俺は別に大声でしゃべりたいわけじゃないぞ。常にぼっちだから、そんな機会無いし。

今まで、日本の電車は、電話はマナー違反でおばさんたちのしゃべり声はセーフなの、納得いかねーなぁ、と思ってたんだけどまさかしゃべり声までマナー違反の体で考えていたとはね。

こんなマナー(笑)を社会的に強いられるんだもん、日本人奥ゆかしくもなるし大胆なことなんてしなくなるよ。

そして、些細な他人の行動にも目をつぶれなくなり、いちいちお節介な注意をするようになる。他人がズルいからね。皆でルール守ってんのに、お前は!となる。稲作のリズム乱すんじゃねぇ!潰すぞ!

話を跳躍させます。

「ルール」というお墨付きを得ていれば、マナー・ルール違反を犯している人に対してその人は絶対的優位で物が言える。

なので、劣っている人と自分を比べて叩いて安心したり優越感を得て喜びを感じたいどうしようもない人たちが、ネット上でルール違反・モラル違反をしている人を探して集団で叩いていく。

はてなブックマークでは、その炎上案件が定期的に届くし、コメントはあくまではてブ側で管理されるから自分のコメントについて誰にもとやかく言われない、文句も言われにくい。ましてや本人から面倒くさい反論なんてされない。

そういう裏で人の批判しかしないろくでもない人たちにとって居心地が良いのは、ルール絶対主義の日本人的思考が産み出した環境であるからなんだろうなぁ。

と、電車の広告をみて思いました(思ってません)。